■米軍放出品 USMC FROG Balaclava
サバゲ装備において、肌の露出を最小限に止めることは、迷彩効果のみならず、被弾時のダメージを軽減するうえで重要な要素となるが、同時に夏季の暑さ対策と背中合わせの問題にも突き当たることになる。現在では先進的な素材が多く出回っており、合わせて速乾性や保温性を売りにした衣類がミリタリー装備にも反映されている。
今回のバラクラバも素材に様々な工夫を凝らしたもので、各方面で良い評価が出ているので導入に踏み切った。結果、私にとってバラクラバの決定版となりそうな予感である。
今回は米軍の払い下げというふれこみのものを購入。ヒートシーラーされた薄いポリ袋にステッカーが貼られた状態。未使用品ということらしいが、包装が簡易すぎてそこらへんは確信が持てないところ。
「ELITE ISSUE」このブランドをネットで探すがうまくたどり着くことができなかった。数としては相当数が出回っているよう。価格もまちまちなので、購入の際は要比較。
上の白いステッカーには製造番号、請負番号、サイズ、認識バーコードなどが印字してある。感熱紙のようで、若干消えかけていた。「サイズはひとつ。全部フィットするよ」の表記がアメリカらしくて面白い。
そのくせ、Made in the USAと、表記は丁寧な定冠詞付き。
袋のステッカー下に気配を感じたのではがしてみると、同じようなデザインのプリントが出てきた。こちらのほうが若干コマーシャルデザインっぽいが詳細は不明。
推測すると、警察や消防などの民生用のパッケージがこれで、米軍納入の際は先ほどのステッカーを上から貼るといったことなのだろうか?
唯一にして最大のミリタリーアピール箇所。首の後ろ側に縫い付けられたタグ。USMCとFROGのロゴが記されている。
USMC FROGというのはひとつの規格みたいなもので、特に難燃性の高いものが海兵隊から認定を受けるようである。この製品はその他にも、速乾性、抗菌等がアピールされている。
装着してみてまず最大の利点は息抜けの良さ。鼻まで覆った状態でゴーグルをしてもレンズが曇らない。鼻の脇から呼気が上がってこないためである。おそらくこれはサバゲ時においても息苦しさが大幅に改善される予感がする。
速乾性や抗菌もさることながら、使用感が良いというのは非常にありがたい。
ちなみに余談ではあるが、かぶる時にアメリカの繊維系製品独特の匂いがしたので、これは新品未使用なんだろうなと信じるようにした。
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